「活動報告」

やってみるんだ!『アートDay』 inキノコにじいろクラブ

【やってみるんだ!『アートDay』 inキノコにじいろクラブ】

福祉とアートをつなぐイベント「できる。できない。じゃない!やってみるんだ!展」を主催し、全国各地で活動するやぶうちゅうさんが約2年ぶりにキノコにじいろクラブにやってきました。

やってみるんだ!展サイト→ https://yattemirunda.studio.site

その時に生まれた「アート運動会(即興アート×即興音楽)」を、「その後色々な場所で行い、進化・洗練されたものをまた徳之島でやりたい!」と言ってくださり、今回再びやってみました!

長く敷かれた模造紙を前にうずうずしている子どもたち。

やぶうちゅうさんの「よーいどん!」の掛け声と共に、手や足に絵の具をつけた状態で、ハイハイ、ペンギン歩き、しゃがみ歩き、高ばい、ケンケン、ぴょんぴょん走りなどの様々な動きをしながら紙に跡(アート)をつけながら駆け抜けます!

まさに「やってみるんだ!」という感じで、子どもも大人も関係なく笑顔いっぱいでアートな時間が進んでいきます。
最終的には腕や足だけでなく顔中に絵の具をつけてゾンビのようになっていた子も…汗
子どもたちって本当に予想外なことをしてくれるので、そのおかげで作品としてどんどん面白いものになっていきました。

また、最初は中に入りたがらず、離れたところから様子を伺っていた子も、楽器を鳴らしたり、お母さんの描いてる様子を見にきながら、最終的には参加することができました。

終了後のスタッフの振り返りでは、緊張して参加を躊躇してまう子どもたちに対してどんな行動をすればいいのかも話題になり、自分たちなりにまとめてみました。
これを今後全国各地でも意識してやぶうちゅうワールドを広めてくれると思います。

午後の部はこれも各地でやぶうちゅうさんが実演している開放的なアート「水鉄砲でモンスターをやっつけろ!」を外で行いました。

大きなキャンパスを前に水鉄砲を手に、やっぱりうずうずする子どもたちw
笛の合図とともに色水の入った水鉄砲やスプラッシュボール、毛糸ボールを投げつけ、モンスターに染められた暗黒世界を色彩豊かなカラフルワールドに変えていきます!

こちらも最終的には大人vs子どもたち、いや、スタッフvsスタッフやお父さんvsお母さんの今日だけは開放が許可された怒り感情をぶつけ合うカオスとなりました笑

そうそう。いいんだよ、怒りも悲しみも憎しみも妬みも。
アートは全部包み込んでくれるからさ。
それも唯一無二なオリジナル作品になる。

子どもはみんなストレートじゃないですか。
大人になると色んな肩書きがついてきちゃったり、色々な経験をして、こういう感情に蓋をしちゃいがち。

でも、時々はそれを解放してあげることは必要だし、その助けになってくれるのが子どもたちのありのままの姿だったりすると思います。

アートの世界では子どもと大人が逆転する。
子どもたちが先生になって、大人の中の子どもを解放してくれる。

そういう懐の大きな優しいアート空間を、また作りたいな。と思った1日でした。
やぶうちゅうさん、どうもありがとうございました😊

※今回出来上がった作品は今年10/11〜13東京で開催する「やってみるんだ!展2024」作品展に展示予定です♪

article written by Misato Yoshimura

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