「療育の特徴」

「子どもの特性に応じた個別療育」

01楽しみながら体を動かし、
丈夫な体づくりを通して、脳の発達を促す

「遊び」とは体や脳を育てる最高のツールです。子どもがする「遊び」の中には、その時に必要な発達課題がたくさん含まれています。「遊び」を通じてボディーイメージを作っていくことができます。また、“楽しい”という感情は前頭葉という人間らしさに直結する部分を活性化させることができるので、子どもたちが大好きな「遊び」をとことんやり尽くします。

02原始反射や感覚の過敏さなど、
子どもの生活のしにくさの原因にアプローチ

床の上でゴロゴロしたり、ハイハイする機会の少なかった子は「原始反射」が消えることなく残ってしまい、日常生活のしにくさに繋がっています。また、子どもたちが持っている感覚に対する過敏さや鈍感さは、刺激を極端に求めたり回避したりすることにつながり、そのせいで「やりたい事がうまくできない」ということにもなります。まして、子どもたちは自分ではそれを説明することができないので、どこに原因があるかを評価し、反射や感覚を統合していくお手伝いをします。

03遊ぶ力を育み、他者とのコミュニケーションの中で社会性、
非認知能力、創造性や豊かな情操を育む

「遊び」にはできるようになる順序があります。身体を使った遊び→なりきり遊び→役割を交代する遊び→ルール遊びと、その過程で段階的に高度なコミュニケーションが求められたり、社会で必要なスキルが育まれていきます。「遊び」を作り出したり、展開したり、友達とぶつかったり協力したりしながら、数値では表せない人間力を身につけていきます。


「保護者支援(ペアレントトレーニング)」

01子どもの特性や行動の意味を理解してもらいながら、
必要なトレーニングや関わり方を家庭でも実践

子どもたちが「できない」「やらない」理由がどこにあるかを説明し、それを克服するためにできる実践的なトレーニングや関わり方を、子どもたちと一緒に遊びながら体感してもらいます。身近な人が自分を分かってくれているという安心感は、外に出た時に色々なことに挑戦する土台となります。

02体の内部環境を整えるための食事、
生活環境の知識共有と実践フォロー

子どもたちが様々な刺激や情報を分別したり、上手にインプットしたりアウトプットするために、原始反射や感覚を統合するトレーニングだけでは不十分です。毎日の食事や現代の生活に溢れる様々な化学的刺激が子どもの心身に与える影響について学ぶことで、何が必要で何が必要ないのかを考え、選択できるようにアドバイスしていきます。

03方眼ノートを使用した思考整理術で保護者が抱える悩みに対して、
未来思考型のビジョンが持てるように支援し、
家族みんなで逞しく生きていく力をつける

どうありたいか?を一緒に探りながら、お悩みに関する事実を洗い出し、どう捉え、何をすべきかまで導くお手伝いをします。頭の中にあったものを視覚化し、外側から見ることで、自分と切り分ける事ができるので、ポジティブに捉えやすくなり、その思考パターンが様々な場面で習慣化されることで家族全体が前向きに、レジリエンス(逆境を乗り越える力)を高めることができます。


「関係機関への訪問支援(保育所等訪問)」

01対象児童が普段生活する園や学校に訪問し、
何に困っているかの評価と見立てを共有する

個別療育とペアレントトレーニングでは個別の課題にアプローチする事が中心になりますが、子どもたちは園や学校といった集団の中で困っている事が多くあります。実際の場面を見せてもらい、先生方からも情報を集め、その原因を探り、対処法を一緒に考えていきます。

02子どもたちの問題行動が環境によって引き起こされている
視点を伝え、先生の負担が減るように一緒に環境調整をする

様々な刺激をうまく処理できない子どもたちに対して、物の位置や使い方を少し工夫するだけで行動が変わることは少なくありません。長い時間を過ごす部屋が子供にとって安心できる場所になると、指示が通りやすくなり、先生方が届けたいものがきちんと子どもたちに伝わるようになります。

03クラスメイトや関わる子どもたちに対して、
特性を持った児童への理解を促すとともに子どもたち主体で共に学ぶことや
生活しやすい環境を話し合い、実践のサポートを行う

子どもたちは子ども同士の関わりの中で育つ力を持っているので、本人を取り巻く周りの子どもたちへの支援も欠かせません。相手のことを知り、想像する時間を持つことで、自然と配慮ができたり、お互いの役割を自覚するようになります。その際、あくまでも大人は黒子に徹して、自分たちが主体になって誰にとっても居心地のいい空間を作っていく、という姿勢が育つようサポートしていきます。

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